仕事内容

葬儀の司会者に資格は必要?どうしたらなれる?求人はどこで探す?

葬儀の仕事の中でも女性の比率が多く、
主婦が活躍しやすいのが司会者です。

時給が高く設定されていて、実働時間も短いので
求人情報には目が止まるのですが
経験がないし、特別な技術資格が必要なのでは?と
敬遠する方も多いようです。

実際に葬儀に参列して初めて
こんな仕事があるんだ!と驚く方もいます。

今回は
「司会者の仕事に興味があるけど、どうしたらいいのか分からない」
「未経験でも司会者になれるなら挑戦してみたい」
「葬儀の仕事に興味がある」
という方の参考になるようにまとめています。

葬儀の司会者に資格は必要?

初めに言っておきますが、葬儀の司会者資格は必要ありません。

後ほど紹介しますが
民間の資格や検定などは存在しています。

しかし、民間の資格や検定を受けても
実際に仕事ができるかと言えば全く別問題。

葬儀の現場で求められるのは経験です。

資格を持っていようと
検定を受けようと、実際の現場で役に立たなければ意味がないのです。

司会者として経験を重ねたあと
スキルアップの為に資格を取得したり
講習会に参加するのは賛成ですが

葬儀の司会者になるために、資格を取得しても
その資格は何の役にも立たないことを知っておいてください。

葬儀司会者になる為に、まずやるべきこと

まずは、葬儀の現場を多く経験することが必要なので
司会に拘らないことをお勧めします。

司会者としてデビューするには、正直、時間が掛かります。

だからこそ、収入になるかどうか分からないうちは
出来るだけ費用をかけないのが賢明です。

事実、司会の研修を始めても
こんなに大変だとは思わなかった・・・とか

時間が掛かりすぎる
一人前になるまで収入がないのはキツイなどの理由で
挫折してしまう人も多いんです。

そうならない為にも、はじめのうちは
葬儀のバイトセレモニーレディーなどの仕事で収入を得ながら
葬儀の現場で経験を重ねるのが賢い方法です。

葬儀の仕事を始めて2~3ケ月もすると、お経や焼香のタイミングが掴めてきます。

葬儀の現場は、かなり特殊で
お経がある程度理解できなければ、司会は出来ません。

例えば…
真宗の場合
「正信念仏偈」というお経の「五劫思惟之摂受」で焼香案内のアナウンスをいれます。

このお経が分からなければ、
葬儀社の担当にそばに付いて貰って合図を貰う必要があるわけです。

葬儀社の担当者にしてみれば
使えない司会者ということになりませんか?

これでは、プロの司会者とは言えませんよね?

同じ仏教でも、日蓮宗なら
お経も違うし、焼香のタイミングも違うのです。

お経を普段から聞きなれている人は少ないので
代表的な仏式のお経が分かるようになるまでに、数か月が必要です。

葬儀について何も知識がないのであれば
まず、葬儀の仕事をしながら
式の流れ、宗教・宗派による違いなど、ある程度の知識を得る。

その方が効率的です。

おまけに、仕事をして収入を得ながら
司会者の話し方ナレーションなどを聞くことができます。

これって実は、凄く大事!
いろんな司会者の話し方、アナウンスのタイミング
聞くだけで学べることは沢山あります。

技術を盗むことだって可能です。

こうして葬儀のスキルを磨きながら、司会の勉強に励み
葬儀社や、司会者の派遣事務所の事情を見極めて下さい。

最終的に大事なのは、どこに所属するかです。

司会者として一人立ちしたのはいいけれど
所属した葬儀社の待遇が悪かったり…
派遣事務所のギャラが格安だったり…

気が付いた時には遅くて、後悔する人もいるんですよ!

収入を得ながら司会の勉強もして、スキルアップを目指す!

更に、待遇面や働きやすさなどの条件を見極めて
所属する葬儀社や派遣会社を選ぶのが賢い方法だと思います。

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葬儀司会者の資格

葬儀の司会者の資格民間の資格なので
一般的に知られていない資格も多く
比較的に取得しやすいのが特徴。

はっきり言いますが、
これから葬儀の司会者を目指す人にとっては意味がありません。

司会者として、ある程度の経験があって
ステップアップを目指したり、
これまでの事務所を退社して、他の事務所に所属したい場合には
アピールポイントになると思います。

どんな資格があるのかまとめています。

一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会

最低でも葬儀の司会者として1年以上の実務経験がなければ
受けることができません。

葬祭司会検定3級は、1年以上の経験が必要。
葬祭司会検定2級は、3年以上。

葬祭司会・アテンダント検定1級は
葬祭サービス業に6年以上従事している方が対象です。

講習受講後に試験が実施されます。

「一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会」は
「グランディメモリー」という冠婚葬祭・式典の人材派遣とプランニング
社員研修などを行っている女性専門の派遣会社が設立した組織です。

一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会
所在地 運営事務局(グランディメモリー内)
〒160-0022 新宿区新宿1-35-3アクシア新宿御苑1404
電話番号 03 – 3355 – 6607
FAX番号 03 – 3355 – 1877
一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会

一般社団法人 能力検定振興協会

一般社団法人 能力検定振興協会は
ブライダルの司会者の養成講座をはじめ
ブライダルの音響や映像の資格取得講座などを行っていて
講座を受講すると協会独自の認定資格を取得することができます。

コースは
フューネラルMC初級講座(未経験者及び経験の浅い方対象)
キャリアアップコース(初級講座の修了者対象)
フューネラルMCワンデー講座に分かれています。

一般社団法人 能力検定振興協会
所在地 〒150-0011 東京都渋谷区東2-6-16 S.T.フォレスト 1F
電話番号 03-5766-9066
FAX番号 03-5766-9060
公式ホームページ

葬儀司会の講習会やスクール


葬儀司会者の為の講習会などを行っているのは
関東エリアの

  • 一般社団法人 能力検定振興協会
  • 一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会
  • 株式会社いづみなでしこレディ葬儀司会講座
  • グランドメモリーズの広瀬善樹氏『総合葬儀司会講座』

中四国エリアの

  • BS21ブライダルサービス葬儀司会者研修などです。

地方には、これ以外にも沢山の派遣会社が存在しています。

そのほとんどが、自社で講習や研修を行い
葬儀司会者やセレモニーレディーの養成を行っています。

地方でも葬儀の司会者になることは可能なので
諦めないでくださいね!

関東エリアの講習会やスクール

関東エリアを中心に講習会を行っている協会や企業をまとめました。

一般社団法人 能力検定振興協会

フューネラルMC初級講座 90分×3回 37,500円(税別)
フューネラルMCキャリアアップ講座 90分×3回 37,500円(税別)
フューネラルMCワンデー講座 120分×1回 15,000円(税別)

講師は、奥山 シゲル氏
葬儀司会者奥山シゲルのブログ
資格取得後は、実力に応じて事務所の紹介をしてくれるそうですが
葬儀司会者として実際にデビューするには
現場で研修を積む必要があります。
一般社団法人 能力検定振興協会公式ホームページ

一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会

【葬祭司会・アテンダント検定2級】

講習の内容は

  • 葬祭マナーの基本知識
  • 葬祭業務の心構え
  • 司会者の心構えと基本知識など約4時間
    • 試験費用 1名様 5,000円(税込)   講習受講費は別途
葬祭司会・アテンダント検定1級】

講習内容は

  • 葬祭のプロとしての心構え
  • プロとしてのコミュニケーションスキル
  • 司会者としての基本知識
  • 担当・アテンダント・司会進行における社葬・お別れの会打ち合わせと式次第
  • マイクを使って社葬式(お別れの会)・式次第に沿った開式~閉式までの読み合わせ
  • 時間は約4時間
  • 試験費用 1名様 10,000円(税込)   講習受講費は別途

いずれも、講習を受講したあと
筆記並びに実技テストを受けるしくみになっています。

協会の認定講師は
株式会社グランディメモリー代表取締役社長で
一般社団法人 日本冠婚葬祭司会・アテンダント検定協会代表理事の木野島 光美氏。

株式会社いづみなでしこレディ葬儀司会講座

ワンデー初級講座は葬儀司会未経験の方を対象にした講座で
葬儀司会の基礎を学べるコースです。

レッスン内容は

  • 葬儀司会の仕事内容と役割について
  • 仏式のアナウンス
  • ナレーション作成の基本

レッスン時間は2時間で1日のみの講習。
レッスン料金は 税込11,000円。
講師は奥山 茂(おくやま しげる)氏

東京都墨田区八広 2-15-6
TEL:03-3611-9389
FAX:03-6800-1345
いづみなでしこレディ公式ホームページ

グランドメモリーズ

グランドメモリーズは千葉県の葬儀紹介会社です。

『総合葬儀司会講座』を行っています。

講師は、思いやり話術講師 ・葬儀司会トレーナーの広瀬善樹氏

一日目:「葬儀司会術」短期集中トレーニング講座
二日目:「葬儀司会術」実践講座

【法人
一日コース  17,800円(1名様につき)
二日間コース 29,400円(1名様につき)

【個人指導
一日コース  37,800円(1名様につき)
二日間コース 59,400円(1名様につき)

BS21ブライダルサービス葬儀司会者研修

中四国エリアのBSブライダルサービスでは、友引の1日を使って

  • 葬儀司会者としての基本・現状チェック
  • 話し方の基本・呼吸法・発声練習
  • 開式から閉式までの進行アナウンス
  • 弔電の読み方
  • 司会者表現テクニック

などの研修を行っています。

受講料はテキスト代込みで、1名26,000円(税込)
時間は10時から16時となっています。

全10回コースで、ご葬儀の司会やナレーションについて学ぶ
セレモニー葬祭司会者養成講座の受講料は¥30,000

朗読教室や話し方教室も行われています。

講師は有限会社松山ブライダルサービス取締役
チーフアナウンサーの門田洋子氏と思われます。

〒790-0065
愛媛県松山市宮西1丁目2-35
電話:089-924-5521
BS21ブライダルサービス公式ホームページ

葬儀の司会者向けに講習会などを行っている協会や企業を
まとめて紹介しましたが
葬儀の司会者になるなら、葬儀の現場に入っていくことが
一番早い方法だということを覚えておいてください。

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どうしたら葬儀の司会者になれる?

では、具体的にどうしたら葬儀司会者になれるのでしょうか?

葬儀司会者になるには、大きく3つの方法があります。

  1. 司会事務所に所属する
  2. 葬儀社専属の司会者になる
  3. 葬儀社のスタッフになる

まずは、自分の居住エリアで求人を探してみて下さい。

葬儀社のスタッフは常に募集されているので
比較的、採用されやすいと思います。

しかし、葬儀社のスタッフといっても
実際に式典に携わる葬祭ディレクターや式場での案内業務
式典に携わらない納棺師、式場の清掃や火葬場での案内業務など
様々な業種があるので気を付けてください。

司会者やセレモニーレディーを葬儀社に派遣している人材派遣業者
求人募集を出しているところが多いので
とりあえず、どんな仕事があるのかチェックしましょう。

司会事務所に所属する

司会事務所は、葬儀の司会者に拘らず
ブライダルやイベントの司会者も育成派遣している所が多いです。

司会事務所に登録すると
まずは、その事務所で研修を受けることになります。

司会者とセレモニーレディーを同時に派遣している業者も多いので
最初はセレモニーレディーをしながら、
司会の研修を受けるようアドバイスされるかもしれません。

時間が掛かるので、実際その方が効率的なのです。

葬儀の司会者として一人前になるには
早くても3ヶ月、半年かかるのが普通です。

派遣会社に登録した場合、研修費用はかからないのが一般的ですが
司会者として独り立ちしたあとは、数年間事務所をやめることが出来なかったり
他の事務所に移れなかったりと、制約が課されることが多いので
注意してください。

葬儀社専属の司会者になる

葬儀社が独自で司会者を募集し
自社で養成しているケースもあります。

地域に幾つもの葬儀会館を所有している大きな葬儀社は
自社で養成した司会者を数人抱え、それでも司会者が足りない場合に
派遣の司会者を使うという方法で人員の確保を行っています。

小さな葬儀社でも、募集があれば専属の司会者になることは可能ですが
全くの初心者では難しいでしょう。

葬儀社のスタッフになる

葬儀社によっては、司会専門のスタッフにこだわらず
葬祭ディレクターや担当者、補助スタッフが司会進行まで行っているところもあります。

小さな葬儀社の場合が多いですが
葬儀社のスタッフとして働きながら、司会者としての実力をつければ
その後、司会専門に転向したり
葬儀社をやめて、派遣会社に登録するという道もあります。

では、全くの未経験から
葬儀の司会者になるには、どの方法がいいのでしょうか?
それぞれのメリットやデメリットをまとめてみます。

司会事務所(派遣)に所属するメリットとデメリット

司会事務所も様々で
まずは、講習で司会に興味のある人を集め
講習料金もきちんと取ったうえで
能力のある人材だけを事務所のスタッフとして採用する会社があります。

能力がなければ、事務所に登録することはできず
仕事も紹介して貰えません。

そういう状況に陥らない為にも
事務所選びは、慎重に行ってください。

司会者の場合は、時給ではなく
通夜、葬儀1件につき幾らという報酬が発生します。

芸能事務所と同じようなシステムです。

1件あたりの単価が非常に安い事務所があったり
制服や交通費など、待遇面もかなり違うので注意してください。

メリット

  • 講習や研修などのシステムが整っている
  • ギャラが高め
  • いろいろな葬儀社で経験を積める
  • 休みが取りやすい

司会事務所派遣会社に所属するメリット
比較的、教育がしっかり行われること。

派遣会社からいろいろな葬儀社に派遣され
仕事を行うわけですから、司会者は会社の顔です。

看板を背負って、仕事をするわけです。

もし、派遣した司会者がミスをしたら?
その責任は派遣会社が追うことになり
仕事が減ったり、無くなる可能性もあるわけなので
そうならないように、派遣会社は研修を丁寧に行います。

1件当たりのギャラ、単価が高めなのも派遣会社メリットです。

葬儀社が専属の司会者を育成するのは
人件費を少しでも抑えたいから。

派遣会社は一般的に
いろいろな葬儀社と契約しています。

派遣会社に所属するということは
どの葬儀社にも入れなくてはいけません。

葬儀社によってやり方が違うのは当たり前。

打ち合わせの仕方や、ナレーションの作り方、
葬儀社によっては、司会以外の業務を求められたりもします。

その都度、葬儀社のやり方に対応する必要があるので
技術もアップしますし、学べることは多いと感じます。

また、司会事務所は
急に沢山の依頼が入っても対応できるように
常に人材を確保していることが求められます。

司会者として登録しているスタッフが多ければ多いほど
休みは取りやすくなります。

デメリット

  • 会社の方針に従う必要がある
  • 1度所属すると辞めるのが難しい

そもそも、声の質や能力などに素質がないと判断されれば
面接で落とされます。

派遣会社としては、出来るだけ沢山のスタッフを確保しておきたいのですが
研修には時間とお金がかかるので、無駄な時間はかけたくないというのが本音です。

司会という仕事には、ある程度の素質も必要なので
素質がなければ、面接で落とされることは覚悟しておいてください。

派遣会社にもそれなりの方針があって
そのやり方に従うのはスタッフとして当然のことです。

もし、自分のミスでクレームが発生した場合
謝罪をしたり、責任を取ってくれるのは会社なので
自分一人の勝手な判断で動くことは許されません。

例えば、派遣された葬儀社側から、本来の業務以外の仕事をお願いされたとします。

自分の判断で、決まった範囲以外の仕事をしてしまうと
そのあとに、派遣されたスタッフも同じような仕事を求められる。

それは業務に入っていないと断ると…
前に入ってくれた○○さんはやってくれたのに…となってしまうわけです。

こういうことが重なると
同じギャラで仕事量だけがどんどん増えてしまうという事態にも発展しかねません。

自分が良かれと思って取った行動も
事務所にとっては余計なことになるケースがあるので
ルールについては、細かく指導されるでしょう。

もし、会社に不満を覚えた場合でも
辞めにくいというデメリットもあります。

派遣会社にとっては、せっかく時間とお金を使って育成した司会者ですから
そう簡単には辞めさせるわけにはいきません。

大事な人材ですから、
他の事務所に取られたり、移籍できないように、
誓約書を書かせたり契約書を交わしたりするんです。

いつまでたってもギャラが上がらないとか
仕事量が少ないとか、納得のいかない待遇を受けても
事務所をやめれば、葬儀の司会自体が出来なくなる可能性だってあります。
芸能事務所と同じだということを理解しておいてください。

だから、最初の事務所選びが重要なのです。

葬儀社専属の司会者になるメリットとデメリット

司会事務所が様々なように葬儀社だっていろいろです。

一概に決めつけることは出来ませんが
葬儀社専属の司会者になることのメリットとデメリットもあります。

メリット

  • 仕事に関わる仲間とコミュニケーションが取りやすい
  • ミスやクレームが少なくなる
  • 会社としての意識の共有が可能

葬儀社専属司会者になると
仕事をするメンバーも常に同じになる可能性が高いですね!

いつものメンバーで仕事をするということは、安心感にも繋がりますし
会社がどういう意識で動いているのか、共通の認識を持っています。

毎回、違う葬儀社のスタッフとして仕事をする派遣に比べ
仕事は断然、やりやすくなります。

コミュニケーションも取りやすく
チーム内でのミーティングも「いつものように」で通じてしまいます。

いつものメンバーなので
ミスやクレームの発生も少なくなることが期待できます。

デメリット

  • 教育環境が整っていないケースが多い
  • 所属している葬儀社のやり方しか分からない
  • 司会者としての能力が伸びにくい
  • ギャラが低め
  • 求人が少なめ
  • 休みが取りにくい

葬儀社専属司会者になるには、空きがなければいけません。

小さな葬儀社なら、司会者は数名いれば十分ですから
求人募集を見つけるのは難しいかもしれません。

大手の葬儀社は、常に募集している会社が多いですが
派遣に比べると、1件あたりの単価低いと思ってください。

人件費を抑える目的で、スタッフを育てているケースがほとんどです。

私が知っている限り、1件当たりの単価は
派遣業者に支払う金額の半分くらい。

単価の安い自社スタッフを優先的に使い
足りない分を派遣で補うことで、人件費を抑えているんです。

初心者のうちは、それで納得できたとしても
経験を重ねると不満が出てくるのは当然かもしれません。

同じ仕事をしているのに、貰えるギャラは半分なんですから…

しかし、仕事は確実に入ってきますし、安定もしています。

派遣会社はプロ集団ですから、教育も丁寧に行うことが多いのに比べ
葬儀社はシステムが整っていないことがあります。

トップに教育が出来るプロがいればいいのですが…
発声をはじめ、アクセントやイントネーションなど、
アナウンスの基本的なチェックまでは行われていないことが多く
残念な司会者も見受けられます。

おまけに、他の葬儀社で仕事をすることがないので
どうしても井の中の蛙になってしまいがち。

地域や葬儀社ごとに全くやり方が違うので
他の葬儀社でも司会者として通用するかと言われれば厳しいかもしれません。

ずっと同じスタッフで、同じ環境で仕事をしていると
仕事がやりやすい反面、実力は伸びにくいと思ってください。

どこに行っても通用する司会者になりたいなら派遣。
気の合う仲間と気持ちよく仕事をしたいなら
葬儀社専属ということになります。

葬儀社のスタッフになって司会者を目指すメリットとデメリット

葬儀社によっては、外注派遣を出来るだけ使わず
いろいろな仕事を社員が兼務しているケースもあります。

葬儀には、さまざまな業種の人が関わっているのですが

例えば…
祭壇の生花をアレンジするお花屋さん
ご遺体を綺麗に整え、棺に納める納棺師
搬送業務や霊柩車の運転手
式場の音響や司会進行業務
仕出しや食事の準備

全て派遣や外注を使わず、社員だけで葬儀を行うのは
とても大変なのですが、こういう葬儀社で働くと
様々なスキルを身につけることが可能で
その中で一番自分が好きな事や、得意なことを見極めることができます。

ある程度のスキルを身につけたら
転職してスキルアップするのも賢い選択だと思います。

メリット

  • 司会以外のスキルも身に付く
  • つぶしがきく
  • デビューしやすい

社員がほとんどの仕事を兼務している葬儀社の場合
それぞれのスキルはプロには敵いません。

司会に関しても同じで、人前で話すこと自体に抵抗がなければ
比較的早くデビューすることも可能です。

責任者がそばに付いて、合図を送りながら
初めは進行のみで練習を兼ねて、経験を踏んでいくことが多いようです。

ただしそれ以上のスキルを身につけるには
自分自身の努力が必要になります。

葬儀社が講習の費用を持ってくれたりして
スキルアップの手助けをしてくれる場合もあります。

葬儀全般について学びながら
司会者としての技術を身につければ、
司会だけでやっていく自信がなくても大丈夫。

葬儀の現場は常に人手不足に悩まされているので、経験者は重宝されます。

どこに行っても求人は多数出ていますので
仕事に困ることはないでしょう。

デメリット

  • ギャラは期待できない
  • 成長は期待できない
  • 満足な教育は期待できない

司会の教育も、先輩が行っているケースが多いので
司会の専門的な教育を受けることは期待できません。

地方の小さな葬儀社の司会を聞くと
話し方に独特の訛りがあったり
イントネーションやアクセントが気になることが多い印象です。

逆に言うと、そこまでのレベルを求められていないということです。

ある程度の技術さえあれば司会者としてやっていけるので
それ以上の成長は望めません。

当然、社員として働いているので
司会のギャラというより
手当てという形でしか報酬は発生しないことがほとんどです。

もし、しっかりとした技術を身につけたければ
自分で費用を賄い、講習を受けたり教材を購入したりという
個人での努力が求められます。

葬儀司会者の求人はどこで探す?

葬儀の仕事については
比較的、簡単に見つかります。

常に求人を行っている葬儀社が多いからです。

派遣会社に関しても、よく求人を見かけます。

注意して欲しいのは
葬儀業界には俗にいう「ブラック企業」も少なくないということです。

常に求人があるということは
離職者も多いということが言えると思います。

転職先がブラック企業だったら最悪ですよね!

後悔しない為にも、求人募集の待遇が良いからといってすぐに決めるのではなく
口コミや評判などをチェックしてください。

そのうえで、まずはバイトで
会社の内情や働きやすさなどを見極めるのも一つの方法です。

派遣のお仕事探しはジョブリンク

葬儀の司会者になりたい人へのアドバイス

葬儀司会者としても未経験で、葬儀の司会者を目指すなら
私は次の方法をお勧めします。

まず最初に
葬儀社派遣会社式典補佐セレモニーレディーとして登録し
葬儀の現場で経験を積む。

派遣会社に登録すると
セレモニーレディーとしての研修を受けることが出来ます。

セレモニーレディーの派遣会社が
司会者の派遣を行っている場合も多いですし
セレモニーレディーの仕事に慣れたら、
司会の研修も行い、レベルアップするシステムの会社もあります。

とりあえず、派遣会社の求人をピックアップして
いくつかの会社の面接を受け、詳しい説明を聞きます。

会社ごとにシステムが違うので
自分の条件に合った会社を選択してください。

出来れば、セレモニーレディーとして経験を積み
司会の技術も磨きながら、デビューのチャンスを待つというのが
一番のお勧めです。

今回は葬儀の司会者に興味がある方の為に
葬儀の司会者に資格は必要?どうしたらなれる?求人はどこで探す?
というテーマでまとめました。

葬儀の司会者はやりがいのある仕事です。

ぜひ、自分にあう会社を見極め
時間とお金を有効に使ってスキルアップを目指してください。