転職

公益社は給料が高い?働きやすさや福利厚生など社員の評価は?

葬儀業界では大手として知られる公益社。
葬儀屋への転職を考えるなら、まずは大手葬儀社を狙いたいところ。

公益社は数ある葬儀社の中でも比較的、給与が高めだと言われていますが
実際はどうなのでしょうか?

働きやすさや福利厚生など社員の評価や口コミのほか
今回は、公益社に勤務していた経験を持つ男性にお話しを伺いました。

公益社とは?

会社名:株式会社公益社
本社所在地:大阪府大阪市北浜2丁目6番11号
業界:冠婚葬祭
資本金:100,000,000円
従業員数:736人
代表者名:播島聡
2001年9月3日 東証1部上場
公益社公式ホームページ

昭和7年創業、80年を超える歴史を持ち
関東・関西を中心に業界全体の売り上げの三分の一を占める巨大な葬儀専門業者。

公益社の平均年収は670万円
総合評点:3.14
残業時間:33.3時間/月
有給消化率:33.3%/年
参照 転職会議

公益社は年間10,000件の実績をもつ大きな葬儀社です。
冠婚葬祭全般を扱っている互助会や小さな葬儀社と比較すると
年収も高く福利厚生も充実している印象です。

利用者アンケートでは93%の満足度を誇っています。

首都圏と関西圏に多くの自社会館を保有。

東京都内には「公益社 用賀会館」をはじめ11の会館。
神奈川県には「公益社 日吉会館」など2つの会館。

首都圏の営業所は「青山ご葬儀相談室」をはじめ15店舗。

近畿圏には大阪市内にある「公益社 天神橋会館」をはじめ35の自社会館と
37の営業所があります。

首都圏と近畿圏が主要エリアというだけあって
公益社はエンバーミングに力を入れています。

エンバーミングとは、専門の資格をもったエンバーマーによって、
ご遺体を衛生的に修復保全することで長期保存を可能とする技術です。

公益社では「エンバーミング」の技術を高水準で提供できる体制を確保しています。
一般社団法人IFSA(日本遺体衛生保全協会)の会員で、
エンバーミングの実績も多数あり、葬儀を依頼する方の約5割が利用しているとのこと。

公益社は「フューネラルサイエンスカレッジ」を運営し
エンバーマーの養成も行っています。

なお、今回紹介している「公益社」は
燦ホールディンググループ傘下にある「株式会社公益社」が対象です。

個人の葬儀社で「公益社」という名前が付いた葬儀社もありますので
気を付けてください。

公益社元社員の口コミ

公益社の元社員の口コミをまとめました。

公益社の年収

中途入社の営業職。在籍5年未満。年収は550万
給与については比較的高いと思います。やればやるほど収入は多くなります。
営業職で在籍10年の男性、年収は620万円
基本給(月)24万円、残業代(月)15万円、賞与は150万です。
給与に関しては、業界では水準より高いと思います。
新卒入社の営業。在籍3年未満の女性で年収350万。
あてられる仕事によって成績が大きく異なり個人の能力が求められる。

公益社の働きやすさ

中途入社で在籍5年未満
お客様は深い悲嘆の中にいるので、どんな時でも冷静さを失わず、且つ柔軟な心が必要。
また1つの葬儀が終われば、リセットする力も必要。やりがいはあります。
女性ならではのきめ細やかな心配りを活かして活躍できる仕事。
結婚後も引き続き活躍している方も多い。男女に関わらず働きぶりを認めてもらえる環境があります。
給料はいいです。四半期毎に給料を多くもらえる月があります。ボーナスも手堅い。
こ社員の成長に向けて支援していたと感じます。
資格取得へのサポートや各種 教育についても、定期的に勉強会を開催していました。
改善すべき事があった時は、その都度アドバイスをもらっていました。
お客様への接し方や葬儀の進行、式場設営の仕方など様々です。
難しい仕事でも意欲があれば挑戦でき、その際も周りがしっかりとサポートしてくれました。
世間がどうだかわからないけれど、給与面は悪くはないと思う。
が拘束時間が長く、予定も立てにくい。盆も正月もないので、そのあたりの覚悟はいるかと。
中途、新卒の差はありますが、中途は入社して1週間くらいで現場に出て経験を積めます。
宗教、文化、一般教養、コミュニケーションスキルも身につきます。
資格取得費・外部セミナー費などは会社が全額支給でした。
給与面はよいと思います。働いた分だけきちんと残業に反映され、ボーナスもしっかりもらえます。
シフト制で繁忙期は休日出勤が稀にありますが、翌月~翌々月に代休取得できました。
男性は夜勤があるので、女性の同職と比べてその分給与は高いですが
拘束時間は必然的に長くなりますので、そこに納得できるのであれば労働環境としては悪くないと思います。
仕事も最初は先輩がついてOJTで面倒みてくれますし、
管理職や主任クラスも困り事があればすぐに助けてくれる人が多いです。
営業の給与は夜勤と残業もあって高いのですが、
間接部門の給与は同じ職位でも年収100万程度は下がるようです。
間接部門もシフト制なので、カレンダー通り休みのある企業と比べると条件はそこまでよくないと思います。
営業として数字を上げるだけでなく、チャンネル開拓やお客様の満足度、
日常業務でのリーダーシップ、人間関係構築も評価されます。
適性な評価はしてもらえる会社かと思いますが、管理職クラスの他部門異動もほぼないため
現場からそのまま管理職に上がれる人はほとんどいません。
自身のキャリアアップという観点からすると特殊な業界ですので、
在籍が長いほど異業種への転職は難しくなると思います。
顧客志向を貫いており、社員一人一人のホスピタリティーは高いです。
人生最期のセレモニーに携われ、やりがいを感じる仕事ではあります。
男女関係なく実力主義です。そういった意味でやりがいはありますが女性は当直不可。
経営方針がしっかりしているし、福利厚生が整っている。
個人マネージメント能力、チームワーク、身だしなみと体力が問われる。
正直なところ、ワークライフバランスを重視する人にはこの会社は向きません。
この職種でプライベートを重視することは不可能です。自分の時間が持てません。
休日であっても社用ケータイが鳴ります。遠慮はありません。
社内の風通しは良い方。チームワークが求められるので、社員同士の繋がりは強い。
顧客志向の精神が否が応でも養われます。
新入社員の基本給は悪くはないと思います。
ただ、入社年数が長くなっても昇給は望めません。
悲嘆に暮れるご遺族と向き合うことのできる素晴らしい仕事です。いい会社です。
離職率を下げるための施策を打つ事が肝要かと考えます。
年に二回のボーナスがあります。額面で手取りの二ヶ月分ほど貰えます。
繁忙期に入社した為、休日買取、残業手当、その他歩合と合わせて年二度賞与も支給され
新入社員のうちから結構貰えます。有給はあるが全く使えなかった。
シフト制の休みも上司が決めるので好きな時に休めない。病欠すればその休みが消化される。
様々な手当てと賞与が出ることで、年収は高くなります。
昼食として、会社負担で毎日お弁当が用意されます。温かいご飯とお味噌汁がついてます。
葬儀業界自体が先細りです。
イオンなどの大手の参入による低コスト化、家族葬が流行り客単価も下がっています。
イメージと違い給料も低く、休みも少ないと感じました。
女子サービスに雇われました。
退職者が5人あった補充ですが、退職理由は入社してすぐわかりました。
とにかく女子の人間関係が悪すぎます

公益社の福利厚生

福利厚生は最高だと思います。
年に1度の人間ドック、インフルエンザの予防接種、社員旅行
年に2回、ホテルでの食事付きの会合。ボーナス、給料面も悪くはありません。
事務経験がなく他業種からの就職でしたが
特別なスキルが必要では無いので全く困る事が無かった。
簡単な事から順を追って教えてもらえたので良かったです。
有給はあるが消化はできない点が不満でした。
体調不良により休むことになると、その休んだ分は公休を減らして補わなければなりません。
※福利厚生は今時の会社に珍しく万全!!
・退職金は勤続1年以上で支給される
・厚生年金、社会保険、厚生年金基金
・住宅手当(実家暮らしでも支給)
給料は比較的貰えるほうだと思います。頑張れば貰えると思います。
体力的には楽だと思います。ノルマ的なものもあまりありません。
ノルマ未達成でもペナルティーはなし。
勤務件数が多いと、給料が増える。言ってしまえば歩合制のような感じ。
小さな手当も申請すればちゃんとでるので助かる。
ブランド力と実績がいいので簡単には潰れないのがいいです。
葬儀会社の中では大手なので安定性はあると思います。
しかし近年、葬式の簡素化が進んでおり、無宗教化かがさらに進んでいるので、
それに伴い葬儀会社の事業も縮小されていくでしょう。

公益社の現役社員の本音

40代前半の男性です。葬祭ディレクターとして大阪府内の公益社に勤務しています。

公益社の年収は?

年収は400~499万円です。
以前は、別の葬儀社に勤務していましたが、そちらでも年収は現在とあまり変わりません。

公益社の福利厚生は?

業務内容は他社と大きく差はありませんが
福利厚生という意味で考えると、他の葬儀社よりも公益社は整っている方だと感じます。

そのため、業務内容で考えると年収に対しての満足度は低いですが、
他の葬儀社に比べると良い方だと思っています。

公益社の働きやすい?

以前勤務していた葬儀社も大手葬儀社でしたが、
人件費削減の為スタッフを極限状態まで減らして業務をまわしていたため、
業界が忙しくなる冬場は地獄のようでした。
休暇も取れず、取れたとしても午後からのみ、もしくは夕方まで等、
一日まるまるお休みすることもできませんでした。
また宿直業務も多く、夜勤業務が忙しい時には睡眠が全くとれないまま日中の業務に入っていくこともありました。

しかし公益社では、スタッフの人数もある程度は確保されており、
シフト制で回しているため、基本的には休暇もとることができますし
忙しい時期を除けば、無理な業務体制があまり無く
会社としての体制が整っていると思います。

公益社は他の葬儀社に比べると母体が大きく、老舗の葬儀社なので
会社としての体制がある程度整っており、安心できる部分は大きいですね!

ただ、今後昇進し役職に就いた場合
給与はそれなりに上がっていくが、現場の業務よりも数字を追う方が多くなり
病んでいくという話も聞きます。
給与が上がることは有り難いですが、それよりも心身共に健康であることが大切だと思います。
そのため無理な業務をしなければならなくなるのであれば、
ある程度で退職し、他の葬儀社に転職することも視野に入れたいと考えています。

公益社はホワイト?

そもそも葬儀業界の仕事自体がブラックだと言われています。
基本的に宿直業務のシフトはありますが、
冬場など忙しい時期にはいつ呼び出されるかわからない緊張感が常につきまといます。
そのため、業務時間外でも遠方に出かけたり飲酒することを控える、というのが癖になっています。
また残業も多いです。
会社としての体制が他社より整っているとはいえ、
やはり業界自体がブラックなので、ホワイトとは言えない気がします。

今後、そういった部分で改革が必要な業界だと思います。

公益社元社員の本音

私は43歳の男性です。
勤務していた会社は公益社で、勤務していた場所は東京都です。

私が担当した仕事は葬儀ディレクターで、
ご遺族との葬儀内容の打ち合わせや、葬儀の祭壇の設営や司会進行などを務めました。

また、ご遺族に見積もりを提出し、
葬儀が終わったあとはご遺族に請求書をおくり入金を確認するところまでが仕事でした。
勤務年数は5年です。

公益社に入社したきっかけ

20代後半の時期に、祖父の葬儀を経験したことがきっかけです。

祖父の自宅があった地域の地元の葬祭業社に告別式を取り仕切ってもらったのですが、
そのときの葬祭業社のスタッフさんたちの仕事ぶりを拝見していて、
この仕事は自分に適しているのではないかと思ったのです。

私の性格は営業には向いていませんし、小売業のような1日中立っている仕事にも適していません。
地道にお客様の心情に寄り添って、心を尽くせる仕事をやりたいと思っていたのですが、
葬祭業が自分に適していると感じたのです。

公益社の面接で聞かれたこと

最初に聞かれたことは「この仕事について、どの程度理解しているか?」ということでした。

人が亡くなり、それをお見送りする仕事だが、それについてどのように考えているか?
身内の不幸に立ち会ったことがあるのか?などを尋ねられました。

私は、祖父が亡くなった経験があること
祖父が息を引き取る瞬間にも立ち会ったことがあると率直に話しました。

そのうえで、告別式で葬祭業社の仕事ぶりを拝見し、
自分の性格に適しているのではないかと思ったことを話しました。

確認されたことは「この仕事は深夜の時間帯に呼び出されることがあるが大丈夫か?」ということ。
「運転免許を持っているか?」ということでした。
祖父も深夜に亡くなったので大丈夫ですと答えました。

公益社での仕事の内容

私の仕事は葬儀ディレクターでした。

仕事の内容は、寝台車を運転し、故人が亡くなられた病院まで遺体を引き取りにいき、
告別式会場までご遺体をお連れします。

また、末期ガン患者さんの場合はご家族が事前に葬儀の打ち合わせに来られます。
そのとき、どのような形の葬儀をご用意できるかを説明したり、
ご家族やご本人がどのような葬儀を希望されているかをヒアリングし、
葬儀の内容とお見積もりを提案させていただきます。

さらに、葬儀の祭壇の設営や、葬儀の司会進行を務めるのも葬儀ディレクターの仕事です。

公益社での年収は?

年収は450万円程度でした。

葬儀の仕事で辛いと感じたことは?

この仕事をして辛いと思ったことは、やはりご遺族が嘆き悲しむ様子を拝見したときです。
とくに故人が不慮の事故で亡くなった子供さんの場合の
ご両親の嘆き悲しみは、私の経験の中でもっとも辛かったことです。

嬉しかった経験は一度もありません。
あえて言えば、ご遺族からぼそっと「きちんとした葬式を済ませることができました。ありがとう」
と言っていただいたときです。ほっとしました。

公益社を辞めた理由

葬祭業の仕事はすでに辞めています。
理由のひとつとして、心理的にしんどいことが挙げられます。

常に「人の死」と向き合わなければならないことは、仕事に就く前から理解していましたが、
なんとなく「人の死イコール高齢者の死」と思い込んでいたのです。

ところが、実際には交通事故で小学生が亡くなったり、
鉄道自殺によってご遺体が形を成していないケースもあります。
私はそれらのご遺体も拝見したことがありますが、当初はトイレに駆け込んで吐いてしまったことがあります。
そのようなケースもときおりあるため、精神的に耐えられなくなったのです。

もうひとつの理由としては、年収が低い点が挙げられます。
葬祭業は参入障壁が低いため、次々と異業種からの参入があります。
このため葬儀の料金は年々低下する傾向にあります。その結果、年収が増えないのです。

まとめ

今回は、公益社に勤務した経験のある方にお話しを伺いました。

口コミにもある通り、配属先や部署によって
かなり収入の差があるようですが
福利厚生については満足している社員が多いようです。

これは、筆者の考えですが
公益社は葬儀社の中でも、働きやすい職場環境が整っていると思います。

離職率が高いというコメントも見受けられましたが、
葬儀業界は仕事の性質上、向き不向きが顕著に現れます。
葬儀が不向きな人は、3年以内に離職します。

公益社に関しては
教育が徹底して行われていたり、研修制度が整っている印象を受けました。

また、エンバーマーが多数在籍している葬儀社は
非常に珍しいと思います。

エンバーミングは、日本では一般的ではありませんが
今後、必ず需要が高くなるでしょう。

その需要を見越して、事業展開しているところにも将来性を感じます。

ただ、離職率が高いわりに求人募集が見当たりません。

人手不足が深刻な葬儀業界で、これだけの大手ですから
中途採用も行っているはずなのですが、一般の求人に情報がないということは
おそらく、非公開での求人を行っているのでしょう。

転職エージェントは、通常の求人サイトなどでも募集される一般求人のほか
一般には公開されていない「非公開求人」や、
その転職エージェントでしか応募できない「独占求人」も扱っていることがあります。

一般の求人サイトで、公益社の求人が見つからない場合には
転職エージェントに登録してみることをお勧めします。

登録は無料ですし、選択肢は多い方が有利!
あなたにあった働き方が見つかりますように!