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葬儀屋の営業テレフォンアポインターは育児との両立が可能!いくら稼げる?

葬儀屋の仕事は、葬儀を執り行うことだけではありません。

直接、葬儀に関わることは少ないのですが
互助会などの会員を集める営業の仕事
とくに重要視されています。

入会して貰えれば
その家に不幸があった時には、ほぼ確実に葬儀の依頼に繋がるのですから当然です。

会員獲得の為に
電話で営業を行い、アポイントを取るのが
「テレフォンアポインター」
「テレフォンコンシェルジェ」
「テレフォンオペレーターなどと呼ばれる仕事です。

今回は、互助会テレフォンアポインターをしている方に
体験談を聞かせて頂くことができました。

葬儀社のテレフォンアポインターに興味を持っている方
葬儀社への転職を検討している方
育児や家事と仕事を両立させたい方などに
参考にして貰えると嬉しいです。

葬儀社のテレフォンアポインターを始めた理由

私は、富山県在住の36歳の主婦です。
現在、高校生と小学生と保育園児の三姉妹を育てています。

葬儀社のテレフォンアポインターを始めて
9か月が経ちました。

まだまだ、先輩のように契約は貰えませんが
ようやくこの仕事に慣れてきました。

この仕事を始める前は、飲食店でパートをしていたのですが
コロナが流行出したことで、店は休業。。

突然、収入がゼロになってしまいました。

「このままではマズイ!」と思い、必死に求人を探し始めたところ
こんなご時世にも関わらず
大きく求人を出していた会社がありました。

それが、現在勤めている葬儀社です。

これまで冠婚葬祭業に関わった経験はありませんでしたから
かなり悩みましたが
この世に人がいる以上
「冠婚葬祭というものはなくならないだろう!」と思いました。

コロナ感染症で世の中がガラッと変わってしまい
この感染症が落ち着いたとしても
以前のような状況には戻らないかもしれない…

今後、世の中がどんなふうに変わっていくのか分からないという
漠然とした不安があり
長期的に安心して働ける仕事に就きたいと考えていたので

冠婚葬祭業には
安心感と保証がある気がしました。

互助会求人の中に
「テレフォンアポインター」の募集があり
営業には抵抗があったのですが…
テレフォンならと思い面接を受けることにしました。

冠婚部葬祭部
どちらにするか選ぶことが出来るとのこと。

ここで、もう一度考えました。

今の時代、結婚式をする人が減っています。

しかし、葬儀の場合
規模は小さくなっても、家族葬という形で行うのではないか?

より強い将来的な安心感を感じ、葬祭部に決めました。

面接で聞かれたこと

テレフォンでの応募ということで、面接では
一応、テレフォンの経験があるかを聞かれました。

テレフォンの経験はなかったのですが
これまでずっと接客業をしてきたので
お客様と話すことに抵抗はないことを伝えました。

担当の方は
「テレフォンにはマニュアルもあるし
話すことが好きならやれますよ!」と言ってくださいました。

「うちの事務所は明るさが第一で楽しくやるのがもっとうなので!」
面接の間、ずっと笑顔で話してくださったおかげで
緊張もほぐれ、私にも出来るんじゃないかという気持ちになりました。

長所や短所、子供のことなど丁寧に聞いて下さったのを覚えています。

「子供に何かあればいつでも言ってください。
休んで大丈夫ですよ!
融通も利くのでママにはもってこいの職場です!」と言われ
とても安心したのを覚えてます。

あとは、テレフォンとはいえ月に2回ほどある
ホールの見学会に出るとのことで
そのことについて詳しく説明してくださいました。

葬儀社のテレフォンアポインターってどんな仕事?

テレフォンアポインターの仕事は
主に「互助会に入りませんか?」と案内の電話をすることです。

アドバイザーとしてバス活に出ることもあります。

葬儀を行う会館での見学会が、月に2回ほどあるので
そのご案内と、セミナーも行っています。

勤務時間と収入

パートタイム10:00~15:00で1日4000円で働いています。

地方なので、時給にすると少し安い気もしますが
契約が取れると、これにインセンティブが付くので
自分の実力次第といったところでしょうか?

ただ、時間が短いので主婦には魅力的です。

もし、新規の契約が取れなくても
時給分はきちんと補償されますし
月に20日働いて、月収は8万円

扶養範囲内で働きたいと思っている主婦には
最適だと感じています。

実際、求人を確認してみたところ
東京都内、地方関係なく求人は多数出ていますし
時給も高いですね!

ジョブリンクワーク

テレフォンアポインターの時給の相場は
名古屋周辺で¥1,300~

東京都内のテレフォンコンシェルジェの時給の相場は
1300円~最大1500円となっています。



働いてみて感じたこと

まずは、互助会のシステムについて勉強しました。

互助会がどういったものなのか
なんとなく、分かっていたつもりでも知らないことは多く、
葬儀に掛かる費用や、不幸が起きた時の流れなど
いろいろな知識を得ることができました。

互助会に入っていれば
実際に葬儀を行う際、基本葬儀費用(祭壇など)がまかなえます。

不幸は突然訪れます。
万が一の時のために、残された家族のためにも、
準備しておきたいと感じました。

ところが…
今はもうすでに互助会に入っている人がほとんどなんです。
なかなか新規のお客様は見つかりません。

そういう場合は、口数を増やして頂くようにお願いしたり、
他の互助会に入っている方に
こちらにも入りませんかとお願いするとことしかできず
なかなか数字に繋がりません。

ここが一番、辛いところです。

電話口で顔も見えないままの会話ですので
なかなか難しいというのが正直な感想。

時には
「しつこい!」
「互助会ちゃなにけ!」
「もうかけてくるな!」と怒鳴られたり、

名前を言っただけでガチャ切りされたこともあります。

電話の相手高齢者がほとんどなので
電話での勧誘は怪しいと思う方も多いようで

「警察に電話するよ!」とすっごく怒られたこともありました。

その度にとても落ち込みます。

逆に感謝してくださったり
電話で話せたことを喜んでくださる方もいるんですよ!

「ありがとう」と言ってくださる方あっての仕事だなと
心底感じます。

葬儀社のテレフォンアポインターのメリット・デメリット

私の場合は、ブライダルより葬儀の方が
将来的に安定していると考え
葬祭部のテレフォンアポインターを希望しました。

互助会によっては、ブライダル部門と葬祭部門が分かれていなかったり
テレフォンでの営業と、外回りの営業との区別がなかったり
電話をかけてこられたお客様の対応のみだったりと
それぞれの互助会によって、かなりの違いがあるようです。

「テレフォン」だけでは、どういった仕事なのか判断できないので
しっかりと確認することをお勧めします。

メリット

葬祭部門のテレフォンアポインターという仕事に就いて
感じたメリットデメリットをまとまてみました。

まずは、メリットです。

  • 融通が利く
  • お客様と親しくなれる

融通が利く

私の勤務している会社は
家庭第一で考えてくれるので、何かあった時の融通が利きます。

これが、一番のメリットだと感じています。

以前、飲食店で働いていた時は
子供の体調が悪くなると、
シフトを変更して貰えないかと他の同僚に連絡していました。

子育て中のママが大半でしたので
みんな協力しあいながらシフトを回していましたが
学校の行事がみんな重なってしまい
調整が難しいことも度々ありました。

テレフォンの場合は
最低限の必要な人数というのがありませんから
自分の都合で休むことも比較的簡単です。

精神的な負担は軽くなりました。

お客様と親しくなれる

もう一つのメリットとしては
人生経験豊富な高齢の方からいろんなことが学べること

時には、凄く仲良くなって可愛がって貰えたりします。

突然、知らない人から電話が掛かってくるわけですから
強い抵抗感を持つ方もいるのですが
話し相手が欲しい高齢者も多いと感じています。

ご自分の葬儀について、不安を感じていて
ご相談を受けたり、質問されたり…

お友達や親戚の葬儀に参列して感じたこと
疑問に思ったこと
お寺との関係や、終活など

質問には、きちんとお答えしたいので
その都度、先輩に尋ねたり調べたりしています。

その度に知識が深まり、いい人生の勉強になるなぁ~と感じています。

お葬式って、本当に奥が深くて
この仕事に就いていなければ知らなかったことが
沢山あるんです。

自分の人生にとっては、とてもプラスになったと思っています。

葬儀会館見学会もあるので、
電話でしか話したことがないお客様と初めて会って
館内を案内することもあります。

やはり、誰かに喜んで頂けるというのは
やりがいに繋がります。

デメリット

まだ、9か月という短い勤務ですが
葬儀社のテレフォンアポインターをやってみて
私が感じたデメリット

  • 契約に結び付きにくい
  • 電話口で怒られる
  • 悲しい知らせ

契約に結び付きにくい

葬儀社テレフォンアポインターデメリット
もうすでに互助会に入っている人が、ほとんどだということです。

最近は、自宅に固定電話がない家庭も多いですよね。

電話に出るのは、ほぼ高齢の方で
互助会に入会されている方が多いので
新規の契約に結び付く確率は、もの凄く低いと感じています。

若い方に電話が繋がれば、もっと確率は高くなると思うのですが…
やはり、なかなか結果が出せないのは辛いですね。

毎月、自分の成績グラフを見てゼロのままだと
やっぱり向いてないのかと辞めたくもなりますし
正直、焦ります。

でも、これは営業の仕事には付き物の悩み。

営業の面白い所は
一つの繋がりをきっかけにして
大きな繋がりに発展していくところかもしれません。

契約して下さったお客様が
お友達や親戚を紹介してくださることもあります。

契約して貰って、それで終わりではなく
アフターフォローをしっかりと行って
繋がりを大事にしていくと、信用度が高くなり
それに連れて、収入も上がっていくようです。

長年、勤務している方は
そうやって徐々に自分の信用度を高めていき
実績を残しています。

電話口で怒られる

突然、知らない人から電話が掛かってくるのですから
仕方ないと諦めていますが…

なかには、テレビに夢中になっていたり
作業の途中だったりすることもあるわけです。

そういう時に
わざわざ、手を止めて電話に出てみたら、
よく分からない営業の電話だった…

確かに、私でもイラっとしそうです。

当然、いきなり怒られてしまうこともあります。

そういう時は、素直に謝ってすぐに電話を切るように
心がけています。

悲しい知らせ

電話がきっかけで、契約に繋がり
仲良くなったお客様から、突然悲しい知らせが届くことがあります。

私の場合、まだ少ないですが
長年この仕事をしていると
仲良しのお客様が亡くなることもあります。

これは、本当に辛いです。

葬儀社のテレフォンアポインターに向いている人

電話口と言えど、断られたり、怒鳴られたり、怒られると
どうしても落ち込んでしまいがちなのですが…

テレフォンアポインターの場合は
もうそれが当たり前だと受け止めて
すぐに気持ちの切り替えが出来る人

打たれ強い人が向いていると思います。

駄目なものは駄目なので「次だ次!」と
上手く切り替えが出来ないとやっていけないかもしれません。

おそらく、葬儀関係の仕事の大部分がそうだと思うのですが
葬儀というのは、常に哀しみが付きまといます。

精神的にキツイ、辛いお別れが沢山あるので
その悲しみに、毎回気持ちを持っていかれると
立ち直れずに引きずってしまいます。

一晩寝たらすぐに物事を忘れられる人
気持ちの切り替えが上手な人
葬儀の仕事全般、テレフォンアポインターも
向いている人だと思います。

あまりくよくよと考えこまず
自分が出来る範囲で頑張る。

出来ないことには囚われず、執着せず
潔く諦めることが大事だと思います。

実際に、長く勤めている先輩は
気持ちの切り替えが早いので驚きます。

私は良いものを薦めているという自負がある!
でも、人それぞれ状況や考え方も違うから
必要ない人には、無理して勧めない
という考え方のようです。

私の場合は
「あんたが電話してくれたお陰で元気出たわ」とか
「ならひとつ入ってあげっちゃ」
私自身を評価してくださる方もいるので
それがやる気に繋がっています。

これからも、しっかり勉強して
あなたがいてくれて良かったと
お客様に信頼して頂けるようになりたいと思っています。

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