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【体験談】出雲殿のセレモニーアテンダントは稼げる?働きやすい?

今回は、愛知・静岡で冠婚葬祭サービスを展開している
出雲殿でセレモニーアテンダントとして働いた経験のある女性にお話を伺うことが出来ました。

出雲殿のセレモニーアテンダントは働きやすい職場なのでしょうか?
面接の内容や、仕事の内容、働いて感じたことなどをまとめています。

出雲殿のセレモニーアテンダントの特徴

現在39歳の女性です。
静岡県内の出雲殿で、約1年間セレモニーアテンダントとして勤務した経験があります。

セレモニーアテンダントと言っても
現場で実際にそう呼ばれているわけではありません。

葬儀の際に、その式の進行をメインで行っている社員の補佐的な仕事でした。
派遣ではなく、直接、出雲殿から雇用されていました。

セレモニーアテンダントは司会はしません。
葬儀中の案内を行います。

花を持ってきたり、棺の向きを変えたり、
葬儀中のご遺族のお世話や、参列者の案内などが仕事になります。

葬儀は結婚式のように、何か月も前から予定されているのとは違い
突然入るのが大きな特徴です。

一応のシフトはあるのですが。。
シフトの日に葬儀がなければ、当然、仕事はありません。
シフトに入っていない日でも仕事が入ることもあります。

子供が風邪をひいて出勤出来ないスタッフの代わりに
急遽、出勤する場合などもあり、私にとってはスケジュールが立てづらい仕事でした。

逆に言えば、子育て中のお母さんも沢山働いているので
急なシフトの変更にも対応して貰えると言えるのかもしれません。

セレモニーアテンダントの仕事を始めたきっかけ

当時、住んでいた地区の近所に葬儀会社というか。。
葬儀会館が急に増え始めたんです。

それで、ちょっと気になっていたのですが
葬儀って、やはり暗いイメージがあって、すぐに働いてみようという感じにはならず
しばらく、様子をみていました。

実は、私は漫画好きで普段からよく読むのですが
「納棺士」「エンバーミング」など、葬儀に関係のある漫画って意外に多いんです。

もともと、遺品整理業に凄く興味がありましたし
何かしら、人の死に関わる仕事をしてみたいとは思っていました。

働いている人たちをみても笑顔の人が多かったので
お金の為というよりは、実態調査とでもいうのでしょうか。。
試しに、面接だけでも受けてみようという感覚でした。

セレモニーアテンダントの面接で聞かれたこと

始めは、面接で落とされるだろうと思っていました。

面接で確認されたのは。。

・黒髪にすることに抵抗はないか。
・シフトの急な変更に対応できるか。 

主にこの2つです。

茶髪でも可能な葬儀社もありますが
年配の方には評判が良くないという理由で
出雲殿では、年齢に関係なく茶髪は禁止!ということでした。

実はこの段階で落とされる人、お断りする人が多いのだそうです。
面接官が愚痴をこぼしていました。

確かに、黒髪の女性ってかなりレアですし
若い女性にとって、お洒落が全く出来ない仕事は厳しいですよね。

ネイルやお化粧、ピアスなど
普段からお洒落にしていたい女性には向かない仕事だと思います。

私の場合、黒髪自体に抵抗はありませんでしたし
子供もいないので、急なシフトの変更も問題ないとお返事しました。

おそらく、人手不足だったのではないかと感じています。
すぐに雇ってもらえました。

ちょうど足りない人材が、セレモニーアテンダント。
葬儀中の参列者の案内などを行うもので、
女性が案内した方が、会場内が柔らかい雰囲気で良いという説明を受けました。

セレモニーアテンダントの仕事内容

セレモニーアテンダントの仕事は、葬儀の進行の補佐
ベテランのスタッフは、進行業務を担っていました。
その人をフォローする役目、アシスタントですね!

式が始まる前には、会館の玄関先や式場の前に立って参列者の案内業務をしたり、
僧侶を迎えて控室に通したり、お茶を出したり。。
焼香時には参列者を誘導します。

式が終るとお別れの準備を手伝い、お花を遺族に渡したり
スムーズに出棺できるように案内をします。

出棺したあとは、式場の後片付けなどを行います。

私が勤務していた出雲殿では、セレモニーアテンダントという呼び方はしていませんでした。
特に業務名はなかったのですが、仕事の内容は同じだと思います。

制服は貸与されていたのですが。。
スカートだったので、冬は冷えてとても辛いのです。
膀胱炎にもよくなりました。冷え性の方には向かないと思います。

ストッキングは自分で用意するのですが
厚手を用意しても、ホッカイロを利用してもあまり温まりません。

部屋の空調を上げすぎると、ご遺体が痛んでしまうこともあり、
夏はエアコンが効いていて身体が冷え、冬場は忙しいうえに寒い。
自分で慣れるしかないと思い頑張りましたが、私には過酷な環境でした。

セレモニーアテンダントを辞めた理由

私の場合、何よりも身体が冷えることが一番つらく
仕事を辞めた大きな理由です。

体に不調が出やすくなり、この仕事を続けていると病気になるのでは。。
という不安が大きくなりました。

膀胱炎になっても、休みづらい雰囲気があり
上司に相談しづらい空気を感じていました。

葬儀は暇な時と忙しい時の差が激しく
暇な時期は仕事をしたくても、仕事がない一方で
冬場は休みたくても、休めない状況でした。

シフトの問題もありますが、自分の都合より
仕事を優先するという覚悟がないと無理かなと思います。

笑顔のスタッフが多いと感じていたのは、
笑っていないと自分のエネルギーが吸われるような気がするからでは。。?

他のスタッフに直接聞いたわけではありませんが
私は個人的にそう感じました。

また、悲しい空気に包まれていると自分も悲しくなってしまいます。

今生での最後のお別れですから、
家族にとって辛く悲しい場面であるのは良く理解できます。

しかし、働いている私たちは他人なので
その雰囲気の中にいる自分に、気まずさや違和感が出てきてしまいました。

完全に自分事としてとらえることは出来ませんでした。

ただ、そういう状況の中でも、自分の身内のように親身になって
遺族のお世話をしていたのは、ベテランのスタッフだったと思います。

おそらく、他人の哀しみを自分のことのように受け止めて
寄り添うことが出来る人なのだと思います。

長年、いろんな方のお世話をしてきたからでしょうか。。
ベテランのスタッフは空気に飲まれず、哀しみを引きずることもありません。

葬儀の仕事に携わる人は
あくまでも、仕事として割り切ることが出来ないと厳しいのではないかと思います。

セレモニーアテンダントの仕事は稼げる?

葬儀に関する仕事は、不況に強いと言われます。
今の状況で、冷静に考えると求人募集は常にありますし
仕事自体は、体力的に凄くキツイわけではありません。

時給は、そう高くはありませんが
仕事内容のわりには、稼げたような気がしています。

実際、稼ぎたいと思えば
人手は足りていない状況なので、長時間勤務も可能でしょうし
もっと経験を積んで、スキルの高い仕事が出来るようになれば
時給もぐっとアップします。

稼ぎたい人にとっては、いい仕事なのではと感じます。

私の場合、セレモニーアテンダントをしていて嬉しかったことも沢山あります。
社会に出て仕事をする中で、お客さんから喜んで貰える仕事って
そんなに多くはありません。

でも、葬儀の現場ではかなりの頻度で「ありがとう」という言葉をかけて貰えます。
そういう意味では、貴重な職場ではないでしょうか?

私は、もし身内に不幸があったら出雲殿に葬儀を依頼したいと思っています。
近くには他の葬儀会館もありますが、出雲殿は働きやすい職場でしたし
アフターフォローについてもしっかりしていました。

もし、あなたが迷っているとしたら、1度経験してみるのもいいかもしれません。
葬儀のことって、意外に知らないことが沢山あって
人生勉強にもなるので、お勧めします。

まとめ

今回は、静岡県内の出雲殿で
セレモニーアテンダントの仕事をしていた女性にインタビューを行いました。
何かの参考になれば嬉しく思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。